2017年03月25日

彼なしのロックンロールを想像することは難しい。

チャック・ベリーの訃報に際し、影響を受けたたくさんのミュージシャンが追悼メッセージを発表してたけど、なかでもロニーたんのメッセージにはわたしも大いに同感しました。

『私はチャック・ベリーの歌詞が好きだった。少女時代、学校へ行く準備をしながら、いつもラジオを聴いていた。チャックが "Up in the morning and out to school"と歌った時、私は興奮して、この歌詞は凄いと思った。なぜなら、私の人生そのまんまだったから。』

ラジオから流れてきたのがチャック先生でなくとも、同じような体験をした人はきっと多いと思います。

Chuck Berry - School Days
というわけで、少女時代のロニーたんを震えさせた曲。 チャック先生の専売コピー「Hail Hail Rock & Roll」も、この曲の中に出てきます。



さて、だいぶ前のことだけど、当時のわたしはGO-GO 3の曲を歌うことに抵抗があって、「こんなキャピキャピした内容を(歌詞を作ったときからだいぶ歳を取ったわたしが)歌ってもリアリティがないんじゃないか」と、ミントサウンドの小森さんに話したら、「チャック・ベリーはおじいさんになっても、"あの娘は可愛いシックスティーン♪ (Sweet Little Sixteen)"と歌ってるんだから、気にしなくていいんだ。それがロックンロールなんだ」と言われ、「そうか、チャックが永遠に10代の歌詞を歌えるなら、わたしだっていいんじゃん」と、抵抗感がなくなりました。(そもそも、チャック先生がレコードデビューしたとき、すでに年齢は20代後半だったんだよね)

わたしが初めて動くチャック先生を観たのは、渋谷の東邦生命ビル(現・クロスタワー)2Fにあったレコード店「すみや」で買ったビデオ、アラン・フリード司会の音楽映画『Rock, Rock, Rock! (1956)』です。(下の動画)正直言ってすごく驚いた。カッコよくって。首の動きや肩の上げ方なんて、まんまキースじゃん。(逆なんだけど)
「すみや」はサントラ盤に強いレコード屋さんで、日本未公開映画の珍しいサントラをけっこう買いました。懐かしいなー。
という、思い出とともに、さよなら&ありがとう、Mr. ロックンロール。

Chuck Berry - You Can't Catch Me


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2017年02月10日

赤いスパンコールの靴で

ガルブラHPで、バンタインズ・デーに聴きたい曲10選(わたしとJUDYさんとで5曲ずつ)が載ってます。
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わたしの選曲のプリミティブス、『Echoes And Rhymes』というアルバムから「Turn Off The Moon」と「Till You Say You'll Be Mine」とどっちにしようか迷って、「Till You Say You'll Be Mine」にしたんだけど、そういえば、以前に「Turn Off The Moon」の方はこのブログで紹介してたなーと思い出しました。このときは、この曲はプリミティブスのオリジナル曲なのかと思ってたけど、カバーだったんだね。てか、『Echoes And Rhymes』自体、カバーアルバムだったのでした。
てことで、「Turn Off The Moon」のオリジナルは映画「ロリータ」のサントラに入っていた「ロリータ・ヤー・ヤー」という曲のシングルのB面(つまりこの曲自体はサントラに収録されてない)。歌っているのはスー・リオンという当時の若手女優さん。というマニアックな、でも好カバーですね。
プリミティブスのPVで、トレーシーの赤い靴が、映画「オズの魔法使い」でジュディ・ガーランドが履いていた魔法の靴みたい。

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2016年12月11日

Favorite Girls Christmas & New Year Songs 2016

ストーンズもいいけど、やっぱガールズよね。今年も選曲してみました。今回のわたしのイチ推しはプリミティヴスかなー。チェックしてね。

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2016年09月05日

夏の終わりに聴きたいガールズ・ソング10曲

いつものようにJUDYさんと5曲ずつ選びました。今回は特にガーリーな気分です。聴いた(読んだ)方もそう思ってくれるといいな。下の画像をクリックしてね。(ガルブラ用に作ったんだけど、ボツったバージョン画像です)
ひとつネタバレしちゃうと、実は二人ともシフォンズの「Remember Me Baby」を選んでいたので(わたしは別の曲に変更しました)、ガールズ普及委員会としては、シフォンズの「Remember Me Baby」は、夏の終わりに聴きたい完全無欠のガールズ・ソング、ということですね。

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2016年07月17日

Summer Beach Girls!

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ガールズ・ブラボー・コレクションを更新しました。今回のテーマは『ビーチで聴きたいガールズ・ソング』で、JUDYさんとわたしで5曲ずつ選んでいます。
わたしが選んだ曲たちは、別に夏限定ってわけじゃなくて、いつ聴いてもいい曲だけど、でもビーチで聴いたらさらに気分が上がるだろうな、と想像して決めました。シチュエーションを限定すると、妄想が止まらなくなっちゃうわね。きっとJUDYさんもいろいろと妄想してるんだろうなあと予想してたけど、送られてきた文章を読んでニンマリしちゃいました(笑)。ぜひチェックしてね。

The Supremes - Your Heart Belongs To Me
で、この曲は、実は真っ先に選んだのですが、最後に外してしまいました。デビュー・アルバムから、ダイアナ、17歳の歌声。

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2016年04月30日

I'd Much Rather Be With The Girls

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せめて月に一回は更新したいと思いつつ、今月は体調が悪い日が多くて、しかも悲しいニュースも多くて、なかなかブログを書けなかった。慌ててアップします。
ロニーたんの新譜「English Heart」は、'60年代のイギリスのバンド(&シンガー)の思い出の曲をカバーしたそう。ビージーズの「How Can You Mend A Broken Heart」のみ、'71年リリース。ロニーたんは収録曲の中で、この曲(邦題は「傷心の日々」)が一番好きだとか。フィル・スペクターとの大変だった結婚生活とリンクして、「自分の人生みたいな曲」なんだって。「モンスター・ガイ(つまりフィル)との結婚については話したくない」と、下記のインタビューでも言ってた。
全体的にけっこう渋い選曲だと思います。わたしの一番のお気に入りは「I'd Much Rather Be With The Girls」。この曲は以前ブログにも書いたことがあるからご存知、作者はキース・リチャーズとアンドリュー・オールダム。イントロがセリフで、シャングっぽいというか、エンジェルスの「My Boyfriend's Back」みたいなアレンジで、初めて聴いたとき、思わず「きゃー」って言っちゃいました(笑)。

さて、npr musicという音楽サイトに、ロニーたんのインタビュー音声があって、ロネッツがビートルズやストーンズとイギリスをツアーしたときのエピソードなど、興味深かったのでちょっと紹介しますね。

『ジョン(レノン)がカーナビーストリートに連れてってくれて、ブーツやシャツを買ったり、夜はクラブへ行って、そしたらジョージ(ハリソン)が来て、エステラ姉ちゃんを別のクラブに連れ出したんだけど、また別のクラブで落ち合って、レコードかけて一緒に「Mockingbird」を歌ったりして騒いでたら朝になっちゃったから、ジョージの家に行って4人で朝ごはんを食べたのよ。(大意)』
ミックやキースと仲が良かったのはよく知られてることだけど、ジョンとジョージとも遊んでたんだねー。やるねー、さすがだねー、ベネット姉妹!!てか、エリック・クラプトンもヤードバーズ時代、ロネッツとツアーをして、『もちろん私は夢中になり、完全に恋に落ちた。彼女は今までに見た一番セクシーな生き物』と、自伝に書いてたから、相当なモテっぷりですな。(しかもこのアルバムにヤードバーズの曲は入ってないのね〜。罪なオンナね、ロニーたん)きっとカッチョいい男子をよりどりみどりだっただろうに、フィル・スペクターというモンスター・ガイと結婚してしまうなんて…。

『元祖ロックンロールのバッド・ガール」と名付けられることをどう思うか』という質問には、『(そう言われるのは)大好きよ。わたしはストリートでブラック・ガールがクールにタバコを吸ってたり、プエルトリカン・ガールの髪型やチャイニーズ・ガールのアイラインなどを見て育って、それらが全部、ロネッツのものになってステージに立ってたの。誰かにやってもらってたわけじゃなく、ダンスの振付師もメイキャップ・アーチストも誰もいなかったわ。ママにおしえてもらっただけ。』
当時、ロネッツを真似する女の子続出だったそうだから、ファッション・リーダーというかアイコンよね。てか、今もなおお手本にしてますから。次回はオリジナルアルバムが聴きたいな。

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2016年03月14日

Let It Rock! Rock 'N' Roll 60th Anniversary

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最近愛聴してるのは、「レット・イット・ロック!ロックンロール60周年」というオムニバス盤です。音源の権利を持っているレコード会社別に、ユニバーサル、ソニー、ワーナーが編集していて、それぞれ2枚組の50曲収録。つまりシリーズ全部で150曲というボリューム。ロックロールの定番曲や意外な曲、聴いたことなかった曲も多くあって、さらにガールズ曲もけっこう混ざってるし、とーっても楽しいのです。
レコード会社によって吸収されていったレーベル・カラーをうっすら感じることもできて、それも含めて楽しめます。フィレスはユニバーサルが持ってるのね、とか、ディメンション系はワーナーなのか、なんてね。ユニバーサルはチェスやモータウンを持っているので、ユニバーサル・エディションの収録曲は黒人系が多めで(まあ、ロックンロールはブルースの子だけど)、それだけじゃなくピクシーズ・スリーやワンダ・ジャクソン、ジャッキー・ディシャノンなども入っていてニコニコです。なにしろ全部で150曲だからずーっとかけっぱなしにしていてもなかなか2週目にいかないし(笑)。

ところで、ザ・クラッシュがカバーした「I Fought The Law」で知られているボビー・フラーですが(てか、それしか知らなけど)、ワーナー・エディションに収録されていた「Saturday Night」という曲は、エディ・コクランの「C’mon Everybody」みたいで面白いと思いました。今までボビー・フラーの活動は、コクランやバディ・ホリー(「I Fought The Law」のオリジナルはクリケッツだし)たちと同じ時代なんだと勝手に思ってたんだけど、そもそもボビー君はバディ・ホリーのファンで、弟のランディとバンド「ボビー・フラー・フォー」を結成したのが’64年。(この時代にバンドやる男子の音楽的バックボーンはみんな同じだね)しかし「I Fought The Law」ヒット中の’66年に、車の中でボビー君が亡くなっているのを発見されて、まだ23歳だったそう。彼もTOO YOUNG TOO DIEだったんだね。てか、兄弟バンドだったんだ!(弟はベースらしい) もちろんワーナーからボビー・フラー・フォー単独のCDも出てます
ともあれ、「レット・イット・ロック!ロックンロール60周年」シリーズ、ほんといいです。こないだ大貫さんがラジオで紹介していた「Warner Girl Group Nuggets」シリーズと併せて聴いてます。

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2016年02月25日

A Natural Woman



先日アメリカで放送されたキャロルのドキュメンタリー番組のトレーラー。少女時代のキャロルは、わたしが子供の頃持ってた英語の本に載ってる「アメリカ人の女の子」そのもので、しかしなんつっても、ジェリーと踊るウェディングドレス姿のキャロルの可愛いことといったら!!
キャロルの某ベスト盤のライナーノーツでアンドリュー・オールダムが、『当時のトップ10チャートから判断して、アルドン(キャロルが所属してた音楽出版社)のソングライターたちの中でも王子および王女といえたのが、バリー・マンとシンシア・ワイル、そしてニール・セダカとハワード・グリーンフィールドであり、女王は間違いなくミス・キャロル・キングだった』と書いているけど、まだ10代だったんだよねえ。

と、昨年、ケネディ・センター名誉賞をキャロルが受賞した際、お祝いライブでのアレサのパフォーマンスが圧巻だったんだけど、アレサがピアノを弾き始めたときのキャロルの新鮮なリアクションも感動的。
キース・リチャーズはかつて「アレサはピアノを弾きながら歌ってるときが一番かっこいいんだ」と言ってたそうです。(厚二君情報)

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2015年12月17日

ミニスカ・サンタたち

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ガルブラHPを更新しました。クリスマスソングス特集です。もちろん、ビーチボーイズの「Little Saint Nick」もワム!の「Last Christmas」もウィザードの「I Wish It Could Be Christmas Everyday」だって好きなんですが、ガールズ縛りなので、当然ガールズ定番曲ばかりです。この企画、毎年やるといいかもね。だんだんとレア曲が出てくるかもしんない。

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10曲選の最後に、オマケとしてGO-GO 3の「夢見るクリスマス」を紹介しちゃいましたが、今ふと思いついたので、以前限定公開した「夢クリ・ロングバージョン」をまたアップします。ダウンロードしちゃってしちゃってー。左の画像をクリック!(配信は終了しました)
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2015年09月06日

ロネッツ唯一のオリジナルアルバム

0ronettes5.jpgこの嬉しいニュースを、JUDYさんのツイートで知ったのでした。フィル・スペクターのプロデュースでリリースされたフィレス・レコード、オリジナル盤のCD化。クリスタルズの3枚も驚きなのですが(特に、「THE CRYSTALS The Crystals Sing The Greatest Hits, Vol. 1」は、お店で飾ってあるのしか見たことなかった)、ここではやはりロネッツ唯一のオリジナルアルバムをピックするですよ晴れ
はい、「Presenting The Fabulous Ronettes Featuring Veronica」。このアルバムをもちろんアナログレコードで(そしてそれを録ったカセットテープで)繰り返し聴いてた10代の頃は、「ヴェロニカって誰? ロニー・スペクターとは別の人? 同じ人なの? なんで名前違うの? エリザベスをリズって呼ぶみたいな愛称なの? でもフューチャリングって何? 3人グループじゃないの?(当時の日本では「featuring 何々」という表記は珍しかった)」など、わからないことばかりでした(笑)。
CD時代になってから聴いていたのは、通称「赤いヤツ」というベスト盤で、何年か前に出たベスト盤も、曲順は入れ替わっているものの、収録曲は赤いヤツと同じでした。で、オリジナルアルバムの「Presenting〜」に入っていて、ベスト盤には収録されてない「What'd I Say(レイ・チャールズ・カバー)」と、「Chapel Of Love(ご存知ディキシー・カップス)」の2曲は、つまりA面のラスト曲と、B面のラスト曲なんだけど、もうね、この曲順で聴けるのが楽しみでしょうがないです。(ま、iTunesで自分でプレイリスト作れるけどね)
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